求人票で提示すべき「年収」はいくら?自社とライバル社の提示年収の“差異”を知ろう!【採用担当者向け】
こんにちは、中途採用支援サービス「HR forecaster」の編集部です。
採用をスムーズに進めることができるか否かの重要なポイントに「提示年収」があります。
自社が提示している年収が、採用マーケットより低い場合、母集団形成(応募者数確保)が困難を極め、採用活動がうまく進みません。
とはいえ、採用マーケットにおけるライバル会社の提示年収をどのように調べたらいいのかわからない、という壁にぶつかる採用担当者も多いことでしょう。
自社とライバル社の提示年収の“差異”の確認方法とは?
過去母集団形成に関する記事はこちら⇩
自社の求人はマーケットに適した求人になってるのか
採用活動をする上で、「我が社の求人の提示年収はマーケットに適した年収になってるのか?」と不安を抱く担当者は多くいらっしゃいます。
自社が提示している年収が採用マーケットにおいてどれくらいなのかについて、完全無料で使用できるHR Forcasterを利用すれば簡単に調べることが可能です。
HR Forcasterでの調べ方を見てみましょう。
他社との比較から採用成功率がわかる
例えば、「年収450万円くらいで人事経験3年以上の人を採用したい」とした場合を見てみましょう。
「人事経験3年以上」の条件を満たす人材の平均年収を確認してみると、556万円となっています。
そのため、提示している年収450万円より、ターゲットとしている人たちの現年収のほうが高い状況であることがわかります。
一方で、競合する他社の求人がどれくらいの年収で応募をしているのかについてもHR Forcasterで確認することが可能です。
ここでは、競合する他社の求人数は161件。
それらの会社がどのくらいの年収レンジで出しているのかについて「提示年収TOP5」を確認してみると、500万円〜700万円であることがわかります。
自社の提示年収、いくらにする?
つまり、上記の他社の提示年収と比較すると、450万円という年収を提示した場合、500万円〜で年収を提示している他社の方が年収が高く見えてしまっている状況です。
この場合、500万円〜の提示年収に変更することで、応募者の検索にも引っ掛かりやすくなります。年収条件の変更が可能であれば、変更すると採用の確率がグンとあがるでしょう。
経営陣からの理解を得るため、他社の提示年収の資料としてHR Forcasterの結果を提出するのもおすすめです。
採用の可能性を確認
また、そもそもどれくらいの採用可能性があるのかを確認することも可能です。
総合評価を見てみると星3つとなっており、「採用の可能性がありますが、条件を見直すことで、より採用しやすくなります。」とでています。
さらに、レーダーチャートで細かく確認してみると、やはり星1となっている「平均年収」がボトルネックになりそうであることがわかります。
あわせて「平均日数」も星2と低くなっています。これは一人を採用できるまでの期間が、他の職種と比較して長くなる可能性を示唆しています。今すぐ求人を出して来月採用可能かというと、過去の実績から難しいでしょう。そのため、ゆとりをもって採用を進める必要があります。
このように、HR Forcasterで、自社の求人がマーケットに適した求人になってるかを確認可能です。
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