【採用担当者必見】ターゲット応募者集めに苦戦。採用活動をする上での課題解決のポイントとは?【母集団形成】
こんにちは、中途採用支援サービス「HR forecaster」の編集部です。
「なかなか求める人材を採用できない…」
中途採用担当者のみなさま、そんなお悩みを抱えていませんか?
中途採用に苦労されている採用担当者が抱えるよくある課題のひとつに、「母集団形成ができない(応募が集まらない)」という問題があります。
この課題を解決するための重要なポイントとは?
そんな課題を解決すべく今回は「母集団形成」に関するナレッジをご紹介します。
採用の第一関門「母集団形成」
多くの企業は、「母集団形成ができない」ことが原因で採用がうまく進められずにいます。
「母集団形成」とは自社の選考を受ける候補者(応募者)を集めることです。集めた母集団の質や応募していただいた方の量によって、採用活動がうまくいくかどうかが決まるため、採用活動をうまく進めるために非常に重要な工程となります。
「質の高い母集団」を形成するメリットとは
ただやみくもに「母集団形成」をすればいいわけではなく、「質の高い母集団形成」が重要です。
「質の高い母集団」とは、「自社が採用したいターゲットの集団」のこと。
「自社が採用したいターゲットの集団」を形成することにより、採用までの時間やコストの縮小が可能となります。応募が集まらないと困るという理由で、「未経験誰でも歓迎」というように条件を緩和してたくさんの応募を集めようとすると、大量に応募がきて採用担当者の工数を増加させることにつながりかねません。
また「質の高い母集団」を形成するために、しっかり要件定義(採用したい人の条件の明確化)をすることで、採用したいターゲットにアピールすべきポイントもクリアになります。
「質の高い母集団」を形成するカギとは?
「質の高い母集団」を形成するには、そもそも条件を満たす候補者が存在するのかを確認する必要があります。
とはいえ、候補者がマーケットにどれくらいいるのかを調べるのは困難です。複数のエージェントに聞いて登録数を調べてもらうことも可能ですが労力だけでなく、時間もかかります。
完全無料で使用できるHR Forcasterを利用すれば、採用担当者自身で調べることができ、即、該当候補者がどれくらいいるのかを確認することが可能です。
実践!HR forecasterで行う母集団形成のやり方
たとえば、
「新卒採用経験者の人事メンバーを採用したい」という場合のHR Forcasterでの設定をみてみましょう。
30歳前半くらいの方を採用したいというイメージで設定してみました。
ここで見るべき項目は画像右下の「条件を満たす候補者数」となります。
今回の設定では約620人の対象者が確認できました。
たとえば、10人採用したい場合、条件を満たす候補者が30名しかいないとなった場合、現実的に採用は非常に難しいと言わざるを得ません。
2023年にdoda経由で実際に転職が成功した方は、ひとりあたり全職種平均で27社応募しています。ということは、応募してもらう27社のうちに自社が選ばれる必要があるということです。
「条件を満たす候補者数」が多ければ多いほど選ばれる可能性は高くなり、採用がスムーズに行く可能性が高くなると言えます。
あわせて画像右上「競合する他社求人数」がどれくらいあるかも重要です。
今回の設定では161件の「競合する他社求人数」が確認できました。
前述したように、ひとりあたり全職種平均で27社応募しているため、ライバル会社が27社以上という結果は、そもそも自社での応募者獲得が難しい状況であることがわかります。
このように、「条件を満たす候補者数」と「競合する他社求人数」が「質の高い母集団」を形成するカギとなるのです。
今回のように「条件を満たす候補者数」が非常に少なかったり、「競合する他社求人数」が多い場合は、要件定義の見直しを検討するとよいでしょう。
どうする?要件定義の見直し方法
例えば、人材要件の提示給与年収を変更してみましょう。
画面右下の「条件を満たす人材の平均年収」をみると、オファー年収との差が−38万と表示されています。
まずは提示年収450万を38万アップさせてみましょう。
また、採用条件である「新卒採用の経験あり」をなくしてみて、再度母集団形成をはかるとよいかもしれません。
転職市場のデータを確認しながら母集団形成をしていくことが、採用成功の鍵といえそうです。
▼【無料】doda200万件のデータを活用した中途採用支援サービス「HR forecaster(エイチアールフォーキャスター)」とは?
HR forecasterは「doda」が蓄積した「求人・求職者の200万件以上の転職データ」と「人材会社としての採用成功のナレッジ」をもとに、企業の中途採用を支援する無料のサービスです。
▼【保存版】スキル年収マップをプレゼント
本ハンドブックは、職種ごとのスキル・経験毎に平均年収を算出し一覧化したものとなります。
一目で採用したい職種×スキルの平均年収が確認でき、比較することができます。
「ITエンジニアの平均年収ってどのくらい?」
「このスキルをもっている場合の平均年収は…?」
などが一目でわかる資料となっています!
無料でダウンロードできますので、ぜひダウンロードして採用活動に活かしてみてはいかがでしょうか。