中の人はこんな人!UI/UXデザイン & UXリサーチの2職種兼務でHR forecasterをより使いやすくする人〜イケウチさん〜
こんにちは。doda200万件のデータを活用した中途採用支援サービス「HR forecaster(エイチアールフォーキャスター)」の編集部です。
ウェブデザインとUXリサーチ(ユーザー体験に関わる調査)の仕事は一見、全く異なる仕事です。
HR forecasterの職場でも、別の部署として存在しています。
しかし、別部署であることで弊害が起こることも…。
「これでは採用担当者が抱えている本当の課題を解決できない・・・」
今回は、その弊害を自ら打破しようと立ち上がったUI/UXデザインとUXリサーチの2つの職種を兼務しているイケウチさんを紹介します。
現在の職種
・UI/UXデザイン
・UXリサーチ
経歴
2016年 大学の経営学部入学
2018年 インターンでデザインを学ぶ
総合職や営業職は無理だと強く思い、デザイナーやマーケターを志望。経験を積むためにデザイン関連でインターンに!
デザインは独学で学びポートフォリオ提出。インターンの会社の採用までこぎつける。
同時期に食品ロスフードロスのアプリ会社を立ち上げる。
2021年 大学卒業
卒業後、デザイナーとして、立ち上げたアプリ会社とフリーランスを両立。
2022年 パーソル入社
今まで独学で学んで進めてきたものの、「自分だけではできないことがある」と感じ就職を決意。
特に、サービスローンチ後のグロースの数値を見てUIデザイン改善を行いたいと考える。
HR forecasterのUIデザイナーに就任。
グラフィックを生かしながら論理的にデザインを行うUI/UXデザインに関心が移る。
2023年 UI/UXデザイン & UXリサーチの2職種兼務開始
兼務で、自分がやりたいことを明らかにしてからデザインできるように
2職種を50%/50%でできるとは思っていなかった
社内でのジョブチェンジ(仕事内容の変更)を利用して、2023年の夏にリサーチャーになりたいと当時の上司へ伝えました。
2024年4月にUXリサーチへ完全にジョブチェンジする前提で、秋に兼務を開始しました。当時は、2職種を50%/50%でできるとは思っていなかったので、リサーチャーを主務にすることを前提に兼務を始めていたんです。
ところが、5ヶ月経った2024年2月頃に兼務という選択肢を知り、兼務を選びました。
自分がいいと思ったものを押し付けるのが嫌だった
当初は、UI/UXデザインの仕事中心に携わっていたわけですが、予測や仮説に基づいてUIを作ることが多く、必ずしも全てをリサーチに基づいてUIを作っているわけではないのに不満を感じていたんです。
企画の部署で管理している数値はあったのですが、デザイナーが効果の数値を見るような環境にありませんでした。転職のテーマとしてもっていた「グロースの数値を見てUIデザインの改善」が当初できなかったんです。
誰かのためになるかどうかわからないのに「これいいです」と言うのがストレスで、自分がいいと思ったものを押し付ける感じがするのが嫌だと感じていました。
デザインが本当に良いものかどうかはユーザーが判断すべきです。そこで、ユーザーに聞いた方が早いと思い、自身でリサーチをやりたいと思いました。
一気通貫でデザインができるのがいい
最初に兼務をしながらリサーチャーをやったときは、インタビューリクルーティングや設計など、リサーチをする力量が圧倒的に自分に不足していると感じました。特に、デザインとリサーチが別のプロジェクトだったのもあり、結構大変でした。
HR forecaster専任でUI/UXデザイナーとUXリサーチャーを兼務できる様になってからは、自分がやりたいことを明らかにしてからデザインできるように。
デザイナーのメンバーもリサーチしてUIを作りたいと考えている人が多く、巻き込んでできるようになったのも大きいですね。
▼イケウチさんがデザイナーとリサーチャーを兼業しながら遂行したプロジェクト「トレンドキャプチャー」のリリース秘話
兼務によっていろいろスムーズに進むように
兼務したことによってデザイナーとのコミュニケーションをスムーズにできるようになったと思います。企画の人たちからも、利用状況がわからないところや不明な点について声をかけられることがあり、兼務が様々な場面で活かされていますね。
デザイナーはエンジニアとビジネスの間にいる職種でもあるので、リサーチを兼務することによって、課題が明確でない場合や優先順位がわからないとき、現状や課題を把握するために、リサーチの力が生かされていると感じています。
今は、社内のみんながリサーチしてそれをデザインや企画に生かし、ロジカルにUXを構築できる状況を作りたいと思っています。
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